- ちゅうじょう
- I
ちゅうじょう【中丞】(1)中国の官名。 漢代には宮中の文書をつかさどり刺史を監督する官を, 明・清代には巡撫(ジユンブ)をいう。(2)中弁(チユウベン)の唐名。IIちゅうじょう【中将】(1)軍隊の階級で, 将官の第二位。 大将の下, 少将の上。(2)奈良時代, 三衛(近衛府・中衛府・外衛府)における三将官制官職の第二位。 平安初期の衛府制改革で, 三衛が左右近衛府に整理統合されて以降は, 左右近衛中将をさす。 少将とともに, 四等官制の次官にあたる。(3)能面の一。 色白の憂いを含む貴公子の面。 「清経」「忠度」の後ジテなどに用いる。IIIちゅうじょう【中情】心のうち。 心中。 内心。IVちゅうじょう【中条】「中条流{(1)}」の略。 また中条流の医者。V
「~はむごつたらしい蔵をたて/柳多留 3」
ちゅうじょう【拄杖】⇒ しゅじょう(拄杖)VIちゅうじょう【柱状】柱のような形状。VIIちゅうじょう【衷情】うそいつわりのない心。 まごころ。 誠意。「悶々の~を訴へたく/羹(潤一郎)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.